2025.09.19 | プレスリリース
日本初!国宝松江城を水素エネルギーでライトアップ
「2050年カーボンニュートラルの実現」を目指す当社は松江市、松江ライトアップキャラバン実行委員会(一般社団法人松江観光協会内)と連携し、国宝松江城をライトアップする光のイベント「松江水燈路」の初日(9月27日)水素エネルギーによりライトアップ電源の一部を供給します。この取り組みは、国際文化観光都市松江のシンボル、国宝松江城と当社が推進する脱炭素を連携させることで、市民の皆様に次世代エネルギーである水素を身近に感じていただくことを目的としています。「国宝×水素エネルギー×ライトアップ」という試みは、“日本初”の取組みとなります。電源供給を行った水素発電機は翌28日に開催される松江市主催「環境フェスティバル」に展示します。
【水素エネルギー事業の進捗】
当社は「再生可能エネルギー推進室」を立ち上げ、水素エネルギーの利活用を新たな事業として積極的に展開しています。これまでの主な取組みは以下の通りです。
■香川県小豆島での水素利活用FS調査業務
山陰のローカル企業である当社が2023年環境省委託業務を受託し、小豆島で水素サプライチェーン実現可能性調査を実施しました。島内の再生可能エネルギーを活用して水素を製造し、島内の施設へ運搬・活用するモデルの実現可能性を調査、報告。調査報告書は国立国会図書館に納められています。
■東京都グリーン水素製造利用実機実装モデルプランに認定
当社のグリーン水素製造・利用システムが東京都の支援事業におけるモデルプランの一つに採択されました。このシステムは太陽光発電の余剰電力と水道水からグリーン水素を製造利活用するコンパクトなプランで、駐車場2台分程度のスペースでも導入が可能です。
【現在の活動状況と今後の計画】
■福島県「小さな水素社会ワーキンググループ」参画
当社は現在、福島県大熊町・浪江町で展開されています「小さな水素社会ワーキンググループ」に水素利活用企業として参加。このワーキンググループでは次世代水素技術の研究開発と事業化の検討に参画しています。
■未来の技術者を育成する新拠点「みらい創造トレーニングセンター」での水素利活用プラント設置
2026年6月に完成予定の研修施設「みらい創造トレーニングセンター」は若手社員が実務体験を通じて技術や知識を習得する場となります。
本施設には、太陽光発電設備と水素製造・利活用システムを設置する計画です。水素プラントを導入し、広く企業視察の受け入れ、学校教育機関への公開をすることで、地域脱炭素と水素社会の実現に貢献します。
今回の取り組みを通じて実績と知見を蓄積し、今後も地元山陰地方での水素利活用プロジェクトに貢献してまいります。
(みらい創造トレーニングセンター 完成イメージ)
(みらい創造トレーニングセンター内 水素利活用見学ゾーンイメージ)
【松江水燈路 イベント概要】
開催期間:2025 年 9 月 27 日 (土) ~ 10 月 19 日 (日) の期間中の土曜・日曜・祝日
(9/27(土)、9/28(日)、10/4(土)、10/5(日)、10/11(土)、10/12(日)、10/13(月・祝)、10/18(土)、10/19(日) の 9 日間)18:00 ~ 21:00
開催場所:松江城及び松江城周辺
電話番号:0852-27-5843 (松江観光協会)
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