2025.06.30 | 社内トピックス
松江工業高等専門学校の授業にベトナム人社員が参加
2025年6月18日 (水) 松江工業高等専門学校 (以下:松江高専) の授業に、今年5月に入社したベトナム人社員8名が参加しました。
本授業では「夏でも快適なシェルターの製作」という課題に対し、松江高専・タイの高等専門学校の学生の皆さんと当社社員が8つの混合チームを結成し、7月9日 (水) までの毎週水曜日 計4回にわたって行われます。最終回には競技会形式で、授業の成果発表が予定されています。
「夏でも快適なシェルター」とは、災害時の避難所生活の快適化を目指し、熱帯モンスーン気候のタイやベトナムからの参加者の知識を取り入れながら、夏期の感染症予防や暑さ対策、プライバシー保護に配慮したものです。
第1回目の6月18日は、まず自己紹介を行い、その後 課題についてのディスカッションと設計を行いました。言葉の壁の懸念もありましたが、ベトナム人社員と日本人学生が歩み寄り、お互いに言葉が伝わるよう工夫してコミュニケーションを図っていました。当社社員からは「学生の皆さんと一丸となって、良い成績を目指す」と力強い意気込みがありました。
授業に参加した社員は、今回の交流を通して、「一人で課題を考えるのではなく、チームで意見を出し合うことで、より良い解決策を生み出せる」という重要な学びを得ました。この経験は、社員個々の主体性を高めるとともに、複雑な課題に対する解決能力の向上に大きく貢献するものと思っております。今後、この授業で培われたチームワークと協調性を活かし、より一層の業務効率化と新たな価値創造に繋がることを期待しています。